相手のフィールドに入る
「相手のフィールドに入る」というNLPの前提があります。NLPセミナーで学ぶ内容なのですが、この言葉をお聞きになって、何をイメージされましたでしょうか?この前提は、人間関係やコミュニケーションにおいての内容になります。NLPセミナーで学ぶコミュニケーションテクニックにペーシングというものがあります。
コミュニケーションを取っている相手との間に、ラポールと言われている信頼関係を築く為のテクニックです。ペーシングを学んで行くと、本当の意味で相手との深い信頼関係を築くためには、相手の内面へペーシングすることが大切だと教わります。その時、私たちは相手の内面を理解し、共感し、受け止めつつ、認めていくことになります。その為に必要なことが、今回のNLPの前提である「相手のフィールドに入る」です。
コミュニケーションを取っている時、相手が自分の話ばかり話している、自分のことを否定してくる、少しも共感してもらえない。と感じたことはありませんか?それは自分のフィールドで話している状態です。もしも、私たちのコミュニケーションの相手がそんなタイプ人だとしたら?
深い信頼関係を築くのは難しいはずです。それをもしかしたら私たちは周りの人に対してやっていませんか?ですので、もしも相手のことを理解したい、共感したい、受け止めたい、深い信頼関係を築きたいとお感じだとしたら、コミュニケーションの取り方を変えていく必要があります。
その時に活きてくる考え方の一つが、NLPの前提にある「相手のフィールドに入る」です。一歩踏み込んで相手を理解しようとする気持ちが、まずは大事です。